花、水、木

子供の頃、秋は楽しみな季節。
学校の帰り道、山に入って栗拾いをした。中でも丹波栗と言って、他の栗より一回り大きい栗があった。見つかると大騒ぎだった。
生でも食べたものだ。


野原に咲いていた。

家の横には、小さな川が流れていた。
道路の下のトンネルには、毎年川ガラスが巣を掛けていた。かえった子供を連れてかえって、結局死んでしまって、悲しんだりしていた。
川のそばに必ず生えていたのが、米粒のような花を咲かせるミゾソバ。端っこをピンクに染めた白い花が印象的。

山ブドウ。

食べれるみたいだけれど、覚えがない。


おおまつよいぐさ。

夏の夕方、野原に咲いていた。田舎では月見草と言ってた。
赤い光の中で黄色が目立った。寂しい気持ちになる花だ。


紅葉したハナミズキ。

ベランダにもあるハナミズキ。でも、家のハナミズキは花が咲いた後、水を切らして、一度枯れかけたため、この絵にあるような赤い実がついていない。
来年はぜひ、赤い実を見たい。


ホーム